幸田延

Posted by on 1月 1, 2024 in お仕事, 装画 | No Comments

「音楽家の伝記 はじめに読む1冊 幸田延」(萩谷由喜子著/ ヤマハ)の装画を担当しました。デザインは山田和寛さん、今回は深緑と赤にゴールドを加えた重厚なイメージで。シリーズ初の日本人女性の伝記です。

ーーーーーー

【音楽家の伝記シリーズ】
10歳から読めて、大人にも本物の感動を。
歴史上の偉大な音楽家たちの生涯を、物語のように読みやすく。

10歳から読めるクラシック音楽入門書。音楽が試聴できるQRコード付き!

●小学校5年生以上で習う漢字には、すべてルビをふっています。
●本の中に出てくる楽曲を、その場で試聴できるQRコード付き。
●音楽家の関連地図、人生年表などの付属資料も充実。
●図版も多数掲載。

カバーイラスト:北澤平祐
シリーズデザイン:山田和寛(nipponia)

明治時代、クラシック音楽黎明期。
天分と使命感に導かれ、
海を渡った一人の少女がいた。

明治時代に生まれ、日本におけるクラシック音楽の黎明期にピアノ、ヴァイオリン、声楽、作曲とマルチな才能を発揮した幸田延。若くして東京音楽学校(現在の東京藝大音楽学部)の花形教授となるも、不当なバッシングを受け後半生を在野の音楽家として生きることになったのはなぜか。現在の音楽教育の原点となった幸田延の生涯。

プロローグ
第1章 幸田家に生まれ六歳から長唄を習う
第2章 音楽取調掛
第3章 ディットリヒ先生の来日と延の留学
第4章 ウィーンの五年間
第5章 東京音楽学校の花形教授
第6章 妹の幸と滝廉太郎
第7章 嵐が来た!
第8章 金魚鉢からの脱出
第9章 紀尾井町にピアノのけいこ所を開く
第10章 二十二年目の名誉回復

注釈・参考文献
あとがき
幸田延の人生と歴史上の出来事

koudanobu_obikoudanobu_noobi

幸田延done200