「くちびるに歌を」文庫化
装画を描かせて頂いた中田永一さん(a.k.a.乙一さん)の小説、「くちびるに歌を」が文庫化。さらに映画化も。
キラキラした素敵な青春小説、おすすめです。合唱したくなること請け合い。個人的にも思い入れのある小説、絵でしたので、文庫化がうれしいです。
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定価 | 650円(税込) |
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発売日 | 2013/12/06 |
判型/頁 | 文庫判/320頁 |
ISBN | 9784094088816 |
青春小説の新たなるスタンダードが文庫化!
長崎県五島列島のある中学合唱部が物語の舞台。合唱部顧問の音楽教師・松山先生は、産休に入るため、中学時代の同級生で東京の音大に進んだ柏木に、1年間の期限付きで合唱部の指導を依頼する。
それまでは、女子合唱部員しかいなかったが、美人の柏木先生に魅せられ、男子生徒が多数入部。ほどなくして練習にまじめに打ち込まない男子部員と女子部員の対立が激化する。
一方で、柏木先生は、Nコン(NHK全国学校音楽コンクール)の課題曲「手紙~拝啓 十五の君へ~」にちなみ、十五年後の自分に向けて手紙を書くよう、部員たちに宿題を課していた。
提出は義務づけていなかったこともあってか、彼らの書いた手紙には、誰にもいえない、等身大の秘密が綴られていた--。
編集者からのおすすめ情報
著者の中田永一さんは、乙一さんの別名義でもあります。
帯には、アンジェラ・アキさんの推薦コメントが入る予定です。
解説は、作家のねじめ正一さんが執筆されています。