この川のむこうに君がいる
濱野京子さんの小説『この川のむこうに君がいる』(理論社)の装画を担当しました。
久しぶりに風景画のご依頼で楽しかったです。デザインは、久保頼三郎さんです。
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内容紹介
梨乃は、あえて同じ中学出身者のいない都内の高校を選んだ。それは、3.11の被災者であることを隠し、高校生活をまっさらな状態で始めたいと思ったからだ。大震災から三年後の、被災地から遠く離れた場所で、若い心の軌跡を追う物語。
出版社からのコメント
被災した二人の高校生は偶然高校の同じ吹奏楽部で一緒になります。人は移動し、震災の哀しみも移動して、さまざまな出会いを生んでいきます……。傍らのその人がそうかもしれない。その想像力を大事にしたいと思う物語。