「架空の犬と嘘をつく猫」文庫版

Posted by on 1月 4, 2021 in お仕事, 最新, 装画 | No Comments

寺地はるなさんの小説「架空の犬と嘘をつく猫」(中央公論新社)の文庫版の装画を単行本に続き担当しました。デザインは鈴木久美さんです。物語内で時間経過があるということで、今回、単行本装画の数年後の世界を描きました。犬が老いていたり、ガラケーがスマホに変わっていたりと色々遊ばせて頂いています。

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内容紹介
「嘘吐き」の家系の羽猫家――3人目の子供を亡くしたことを受け容れられず空想の世界で生きる母、愛人の元にすぐ逃げる父、それの全てに反発する姉、そして、思い付きで動く適当な祖父と、比較的まともな祖母……。
そんな滅茶苦茶な家の長男として生まれた山吹は、幼い頃からみんなが唱える「嘘」に合わせ成長してきた。そして、その末に、このてんでバラバラな家族のゆく末と山吹の日常には、意外な結果が訪れる。これは、それぞれが破綻した嘘を突き続けた家族の、ある素敵な物語――。
若手実力派作家・寺地はるなが描く、ちょっと変わった家族小説が登場!

内容(「BOOK」データベースより)
「あんたは社会にとって、なんの役にも立ってない子」そう言われて育った羽猫家長男の山吹。だけど彼が大人になり、みんなの“嘘”が解かれたとき、本当の家族の姿が見えてくる。今大注目の作家寺地はるなが描く、ちょっと変わった家族小説。これは、それぞれが破綻した嘘をつき続けた家族の、素敵な物語―。

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