わたしが鳥になる日
サンディスターク・マギニスさんの小説「わたしが鳥になる日」(小学館)の装画を担当しました。翻訳は、千葉茂樹さん。
カバーには沢山の鳥を、表紙には鳥になりたい女の子を描きました。デザインは、JUN KIDOKORO DESIGNの城所潤さんです。
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傷ついた心に響く希望に満ちた物語。
わたしは、鳥。翼は、ブルーだ。
その翼で飛んで自分の家を見つける。
ついにその時が来た。
あとは枝をけって飛びだせばいい。
わたしは空を飛ぶ。
主人公の少女デセンバーは、鳥が大好きで『鳥類完全ガイド』を丸暗記している。そして、自分も鳥で、背中から翼が生えてくると信じていた。ある日、動物保護センターで傷ついたノスリが自力で飛ぶ訓練をすることになる。
空を飛びたいと願う11歳の少女の悲しくも希望に満ちた感動物語。