「くちびるに歌を」映画化

Posted by on 2月 13, 2015 in お仕事, その他, 最新 | No Comments

装画を担当しました中田永一さんの小説「くちびるに歌を」(小学館)が映画化です。アンジェラ・アキの名曲「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」をモチーフに生まれた中田永一の小説を、新垣結衣の主演で映画化。元天才ピアニストと噂される音楽教員を演じる新垣は、自身初の教師役に挑んだ。同級生の教師ハルコが産休に入ることから代役を頼まれ、東京から故郷の長崎県・五島列島に戻ってきた柏木ユリは、中学校の合唱部で顧問を務めることに。かつては天才ピアニストだったと噂され、教師とは思えないぶっきらぼうな性格のユリは、コンクール出場を目指す合唱部の生徒たちに、「15年後の自分」へ宛てた手紙を書くという課題を出す。その課題に応じた生徒たちがつづる手紙には、15歳の少年少女が抱える悩みや葛藤がつづられていた。「僕等がいた」「ホットロード」など、話題の青春映画を立て続けに手がけている三木孝浩監督がメガホンをとった。
http://kuchibiru.jp/

——————————————————————————————-
色々とご縁があり、今回は台本の表紙にも装画イラストを使って頂きました。
さらに、映画ポスターの構図が描いた装画イラストと同じ構図となっております。
元々自分の頭の中のみで存在していたシーンがこのような形で実在化されているのは非常に不思議で、でもすごく魅力的な経験でした。
現在、文庫版は、描かせて頂いた装画の上にもう一枚映画版のカヴァーがかぶさっているので、比べていただくと楽しいかもしれません。
さらに、ご縁は続くもので、今作の助監督さんが娘の幼稚園からのお友達のお父さん、いわゆるパパ友の清水勇気君でした。
個人的にもすごく思い入れのあった作品が、このような形でさらに広がっていくのは本当に嬉しい事です。
ご興味ある方はぜひ、映画館に足を運んでみて下さい。もちろん、原作小説も最高です。

 

くちびるに歌をちらしスキャン2

OLYMPUS DIGITAL CAMERA  OLYMPUS DIGITAL CAMERA

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA