向こうがわの蜂

Posted by on 1月 28, 2017 in お仕事, 最新, 装画 | No Comments

池永陽さんの小説『向こうがわの蜂 』(PHP研究所)の装画を担当しました。

久々(でもないのかな?)に、表4までつながる横長のパノラマ絵を描かせて頂きました。個人的には「館」の絵を描けたのが楽しかったです。
素敵なデザインは、Next Door Designの岡本歌織さんです。

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蜜蜂がこの世からいなくなると、世界が滅ぶ?

突然の歯の痛みに飛び込んだ歯医者で、小柳薫は蜂にまつわる不思議な予言を聞かされる。その日から、薫の身に次々と不思議な出来事が巻き起こり、多田野黄昏という美女とともに、世の中のずれを直すために、昭和40年代の東京に迷い込むことになったのだが……。

ホームレスたちの謎の失踪、二年ぶりの元カノとの再会、自衛隊の回し者とJAの回し者との奇妙な対決、地底の町でおきているという不思議な騒めき……。そして友人でホームレスの植松健吾も、「どうやら俺もそのなかの一人に選ばれたらしい」という言葉を残して姿を消す。

四ツ谷駅近くの『斜陽館』という名前の古い洋館を舞台に、“人類にとってかけがえのない宝物”をめぐって、過去と現在という二つの世界で、静かな戦いが始まろうとしている。

『コンビニ・ララバイ』『珈琲屋の人々』の著者が贈る、ファンタジックで予測不能のパラレルワールドストーリー。

https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-83130-5

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