原之内菊子の憂鬱なインタビュー
大山淳子さんの小説『原之内菊子の憂鬱なインタビュー 』(小学館)の装画を担当しました。
シリーズ化されたら嬉しい、楽しいエンターテイメント小説でした。今回のイラストは、先日の個展と同じ手法(青インク)で描かせて頂いています。
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- 〈 書籍の内容 〉
- 笑いあり涙あり、「猫弁」著者の新たな傑作
弁当屋の看板娘、おたふく顔の原之内菊子には特殊な能力がある。その顔を見た者は皆、”自分語り”が止まらなくなってしまうのだ。
弱小編プロ「三巴企画」の戸部社長は、菊子の力に惚れ込み、インタビュアーとして採用する。ただ頷いているだけで次々に特ダネを取ってくる菊子だが、ヤクザの組長の取材をしたことから、とんでもない事件に巻き込まれてしまい――!?
大ヒット作『のぼうの城』『超高速!参勤交代』などを生んだ城戸賞でデビューし、累計40万部を超える『猫弁』シリーズで熱烈なファンをもつ大山淳子の新たなる傑作。
笑って、ほっこり癒されて、最後はホロッと涙が出る。前代未聞の”おしゃべり小説”!